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60年間の歴史と多くの思い出が詰まった玉泉幼稚園に別れを告げる日が来ました。人間に例えますと60歳は還暦です。還暦とはその名の通り「元の暦に還る」の意味。その年に閉園という事になりました。そしてこの60年間の間に実に4884名もの多くの卒園児を輩出してまいりました。

思えば押し寄せる少子化の波に抗いきれず閉園を発表した4年前。それでも玉泉幼稚園を選択し同じ時間を過ごしていただきました皆様方には心より感謝申し上げます。閉園を見すえたこの2年間は子ども達のために、ぞうの国遠足、芋ほり体験、ハロウィン、テーブルマナー教室、夢団演劇・ミュージカル公演等思い出に残る新たな行事を計画し、これらを通して幼稚園教育の根幹である「幼児一人ひとりの発達に応じ、集団生活の中での主体的な活動としての遊びを通じて生涯にわたる人格形成の基礎を培うこと」を願ってきましたが、子ども達が期待以上の成長を見せてくれたことはこの上ない喜びでした。

これからは義務教育、そしてやがては社会の中に羽ばたいていく子ども達です。更なる成長と共に限りない未来が広がっていることを願ってやみません。

結びに玉泉幼稚園に関わっていただきました創立以来60年間の全ての子ども達、保護者の皆様方の益々のご発展をご祈念して玉泉幼稚園のブログを閉じさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。(職員一同)